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医療法人(社団)みのしまクリニック

赤ちゃんから大人までアレルギーの総合診療 CLINIC


松本市梓川倭2653-4 TEL 0263-78-7878

今月のアレルギー情報 2025年6月中旬〜7月 by蓑島宗夫


【めざせ! スキンケアの達人】
◆汗かぶれvsあせも:汗による接触皮膚炎(汗かぶれ)は、汗がたまりやすい場所(首や胸の下側、脇・肘・膝の内側など)が赤くなり、かゆみや痛みを生じる皮膚の炎症です。汗に含まれるアンモニアや塩分などの刺激成分によっておきるため、炎症が起きる前に汗を拭ったり吸い取ったりすることが大切です。◆あせもは、汗の出口までの経路に詰まりがおきて赤い点々とした発疹が見られるものです。こちらも対処は同様ですが、いずれも炎症の程度が強い場合は、ステロイドのクリーム剤など処方薬が必要です。
◆虫除けと日焼け止め:虫除けは、乳幼児にはイカリジンを手にとって塗ることを推奨します。草地や山に行く場合はディートがお勧めです。製品ごとに年齢制限があるので、表示を確認の上、外出直前に使用しましょう。◆日焼け止めは、肌の弱い方にはSPF30前後の子ども用製品を、繰り返し使用するのがよいでしょう。両製品の塗る順序は、日焼け止めを先に塗り、肌になじんでから、最後に虫よけ剤を塗るのが有効です。

【アレルギー性鼻炎とのつきあい方】
◆スギ花粉の舌下免疫療法は、6月から11月までの期間に開始するのがお勧めです。2025年のスギ花粉飛散量は平年並みでしたので、今年症状が強かった人の場合、来年以降、春の花粉症が軽く済む確率は低いでしょう。舌下免疫療法を開始し4-5年継続するのがお勧めです。
◆花粉症の季節が過ぎても、朝のくしゃみや夜の鼻詰まりがある場合、ダニアレルギーかもしれません。こちらも舌下免疫療法が可能ですので、まだ検査を受けていない方はダニ、カビ、ペット、昆虫のアレルギーを含めて調べてみることを推奨します。

【ぜん息克服への道】
◆6月中旬から猛暑になり、熱中症対策にはエアコンが必須です。メンテナンスの悪いエアコンはカビの発生源になっています。エアコンの使用前にフィルターなど掃除をされた方も多いと思いますが、まだの方は大急ぎでお願いいたします。その際は、マスクを付け、換気をしながら行いましょう。
◆風呂場などに使用するカビとりスプレーは、吸い込むと大変危険です。噴霧時は換気をし、マスクを過信せず、極力吸い込まないようにしましょう。
◆ダニのアレルギー性鼻炎がある人は、舌下免疫療法を行うことで、ぜん息にも抜群の効果が期待できます。アレルゲン検査が未だの人は、一度検査を受けてみてください。
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院長 蓑島宗夫